こんにちは、おゆひよこ(@oyu_sound)です!
DTMってはっきり言って難しいですよね?
わからない&知らない言葉ばっかりだし、DAW(音楽ソフト)も操作できるところがたくさんあって混乱するし。。
その上、音楽理論を勉強しましょうだとか、プロの楽曲を耳コピして研究しましょうだとか言われてもム!!リ!!!!
でも、そんなことを言ってちゃいつまでも前に進めない…
だけど、どこから手をつけたらいいかわからない…
まずなにがわからないのかがわからない…
きっとこういう悩みってだれしも少なからず持っているものだと思うんですよね
そこで!今回はDTMや作曲、音楽理論を学んでいく上で参考になりそうな勉強法を紹介してみます!
「わからない」「理解できない」は当たり前
最初からなんでもうまくできる人って一人もいません
もしいたとしても、それはその人が前から持っていた知識や技術を応用しただけであって、ホントの意味での「生まれつきの天才」は存在しないんじゃないでしょうか
わからなかったり、理解できなかったりしても、焦らない、悲観しないことが大事です
最初から理解しようとしない
逆に言うと、「最初から理解しようとしない」ってことが大切になってきます
なんの予備知識もないまま、新しい知識を吸収しようとしても頭が追いつきません
新しい情報が入ってくると脳は、その情報を「ワーキングメモリ」という一時的な記憶の保管場所に保存します
ここはとっても容量が小さく、ワーキングメモリからあふれた情報はそのまま流れていっちゃうんですよね
こんな状態なのに「ぜったいに理解しなきゃ!」という強いプレッシャーで勉強しても、ただのストレスになってしまいます
「難しい!」と思ったときに試したい勉強法
「まったく自分が知らない分野に挑戦するとして、まずなにからはじめるかな?」
って考えたとき、真っ先に思い浮かぶのはやっぱり「情報収集」だと思います
プラグインの導入のやり方、DAWの操作方法、はたまた音楽理論の応用などなど。。
知識や情報を蓄えて、それを応用しながら自分で実践してみる、これが一般的な流れですよね
問題はズバリ「情報の仕入れ方」にあります
要点だけを絞ってまとめていきますね
ゆっくり、じっくり読まない
情報を集める方法といえば、本やネットの記事、YouTubeの動画あたりが挙げられると思います
たとえば、「難しい本を読んでいるけど、内容をほとんど理解できない…」ってとき、どうやって読みますか?
たぶん多くの人が「ゆっくり読む」もしくは「じっくり読む」と答えるのではないでしょうか
僕もそうだったんですけど、コレ、実はとっても非効率な方法なんですよね
ゆっくり読んだからといって理解できるわけじゃない
ゆっくり読んでいるとたしかに文章はすらすら読めるようになりますが、これと「内容を理解できること」というのは別の話ですよね
でも、文章がすらすら読めるとついついわかったような気になっちゃいます
コレ、認知科学の世界で「流暢性の幻想」と呼ばれるもので、ただ字面を追っているだけなのにまるで理解したような気になっちゃうことを指してます
ざっくり、繰り返し読む
本でも、ネット記事でも、1回読んだときの理解度は人によって異なります
その人の集中力、記憶力といった能力も多少は関係しているとは思いますが、実はもっと大事な要素があるんですよね
それは・・・ストック(すでに持っている知識や情報)の量です!
これから勉強しようってことに関連するストックがあればあるほど、記憶は強力なものになっていきます
逆に言うと、なにもストックがない状態で知識を詰め込んでも、ただ疲れるだけで非効率!
結びつきがありそうなところから攻める
難しい本でも、自分が知っていること、体験したことがちょっとでも書いてあるところから入ると効果的です
いま持っているストックを使って、少しでもわかるところを勉強して、またそこでストックをためて…
というサイクルを繰り返していけば、着実に知識を自分のものとして吸収することができますよね
毎日ちょっとずつやる
勉強や練習、読書って、つい、まとまった時間やらないと勉強した気にならないというか、達成感を感じにくいんですよね
難しいことを理解するためには、相当なエネルギーが必要になります
その日は気合いを入れてやったとしても、次の日も同じ熱量、モチベーションで勉強できるとは限りません
毎日ちょっとずつだけでも進めることで、無理なく知識や理解がだんだんと深めていくことができますし、集中できる時間も増えていきます
急がば回れ、継続は力なり、ですね!
誰かに教えるつもりで学ぶ
自分自身でよく内容を理解していないと、誰かに教えるということはできませんよね
勉強する時点から誰かに教えること、つまり、アウトプットを前提とした上で取り組むと、より高い精度で情報を仕入れることができるはずです!
Twitterでも、ブログでもいいので、普段から自分が学んだことをわかりやすく文章でまとめる練習をしておくと効果的かもしれません
わからない部分はちがう資料を参考にする
わからない部分や理解できない部分は、ちがう本や記事、動画を参考にしてみるのもいいかもしれません
教えることはいっしょでも、教え方がちがうと途端にわかりやすくなったり、逆にわかりにくくなっちゃったりもしますからね…
基本となる教科書のようなもの(本やまとめサイト、YouTubeチャンネルなど)をひとつ決めておいて、補助的にちがう媒体を参考にするやり方がいいのではないでしょうか!
まとめ
5つのポイント
- ゆっくり、じっくり読まない
- ざっくり、繰り返し読む
- 毎日ちょっとずつやる
- 誰かに教えるつもりで学ぶ
- わからない部分はちがう資料を参考にする
- 曲ができない…と悩んでいたDTM初心者が変えた3つの考え方
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- 作曲初心者に音楽理論って必要なの?勉強するべきタイミングは・・・
- 才能なくても平気だった!作曲初心者が50曲を耳コピしてわかった3つのコツ
- 1年で100曲作ってわかった3つのコト!楽譜が読めなくても「作曲脳」は作れるよ
- DTM初心者は「何からやるか」よりも「何をやらないか」を決めたほうがいい?
参考資料
難しいと感じる技術本を読む時に自分がやっていること / https://qiita.com/Sekky0905/items/9db448b31aeee9863917
教科書を7回読むだけで、断然トップになれた!(前編) / https://president.jp/articles/-/11963
“ざっくり&繰り返し” こそが最強の本の読み方である——「高速大量回転法」生みの親・宇都出雅巳さん特別インタビュー【第1回】 / https://studyhacker.net/interview/masami-utsude-sokudoku-01
ジョシュア・フォア: 誰でもできる記憶術 | TED Talk / https://www.ted.com/talks/joshua_foer_feats_of_memory_anyone_can_do?language=ja