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深夜の2時間DTMで見つけた成長のコツ!230回以上の参加で得た「悔しさ」活用法

深夜の2時間DTMで見つけた成長のコツ!230回以上の参加で得た「悔しさ」活用法

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こんにちは、おゆひよこ(@oyu_sound)です!

深夜の2時間DTM』は、Twitterで週に2-3回ほど行われている「22:00~24:00の2時間でお題に沿って作曲してみよう!」という趣旨の企画です

僕は今でこそ"230回以上の参加経験"がありますが、初めて挑戦した当時は作曲歴5か月のド素人でした

今回は『深夜の2時間DTMに230回以上参加してわかったこと』をまとめていきます

具体的には、

  1. 『もっとイイもん作りてえ』っていう悔しさは創作活動の原動力になる!
  2. 人類、悔しさをすぐに忘れがち!だから、定期的に「悔しさを思い出す儀式」が大事

みたいな感じの話を「深夜の2時間DTM」に初めて参加したときの思い出を交えながらしてます

初参加時の思い出

以下、初参加時の思い出・・・

  1. 『怖いなあ…失敗したらどうしよう…』とビビリ散らかしながら勇気を振り絞って参加
  2. まったく思うように作れず、終了30分前の時点で鳴ってるのは"太鼓ドコドコ系ループ素材"ひとつだけ
  3. 参加宣言した手前、逃げ出せず(すでに半泣き
  4. サンプル素材を多用→なんとか曲っぽいもの(43秒)を投稿
  5. 寿命2-3年は縮んだぞってレベルで疲労困憊
  6. 他作品との差に愕然とし、むせび泣く

一言でいうと、それはそれは散々な結果でした😇

ただし、このときの悔しさは「他作品とのクオリティの差」じゃなくて、純粋に「作りたいのはコレじゃないんだよ!!!!」っていう"できないこと"に対する悔しさ

もちろん、他の作品を聴いて『あーっ、その手があったかあ~』とか『うわっ、曲の展開ステキすぎる!』とかは今でも思ったりします

でも、今も作曲を続けられてる原動力になってるのはそういうタイプの悔しさじゃなくて、純粋に

もっと良いものが作りたい

っていう「もっと根源的な悔しさ」な気がします

たぶん、毎日土器を作ってた縄文人も同じようなこと思ってたんじゃないかな?(先祖はきっと縄文土器クリエイター)

悔しいものは悔しい

もちろん「最初から上手に作るのはムリ!」ってことは百も承知だったし、技術も経験も不足してるのは自分でもわかってました

それでもやっぱり悔しいって感じちゃう。もっと良いもん作りてえなあって思っちゃう

2年半以上『深夜の2時間DTM』に参加し続けられてるのは、この気持ち、つまり「悔しい気持ち」を定期的に思い出してることが大きいかもしれません

曲作りが楽しいというのは当然ありますが、楽しいって感じるのにだって"成長"は必要

◎できない!悔しい!
→どうすれば上手くできるようになるかな?
→おっ、次はコレを試してみよう!
→ちょっと上手くできた!楽しい!

できないことができるようになることは楽しい

つまり、できないことは楽しい!!!!

かなり強引な理論ですが、実際、こんな感じの気持ちで「2年半以上、計230回以上」企画に参加し続けてます

結局、言いたいことは2つ

  1. 悔しいと思うならまだ戦えるね
  2. 悔しさを定期的に思い出す儀式はツラいけど効果的

①悔しいと思うならまだ戦えるね

世の中にはいろんな種類の悔しさがあると思いますが、なんにしても『悔しいと思うならまだ戦えるね(漫画『ブルーピリオド』に出てくるセリフ)』です

おゆひよこ
おゆひよこ

ちなみに『ブルーピリオド』は高校生の矢口八虎が美術の世界への道を目指す話。物作りしてる人ならきっと刺さります。オススメ

僕は特に「"自分の行動でなんとかできるような要素"に対しての悔しさ」を大事にするように心がけてます

TwitterのRTやいいね、YouTubeの再生回数など「"ほかの人の行動が絡むような数字"への悔しさ」じゃなくてね!

たしかに「深夜の2時間DTM」はTwitterで行われてる企画なので、RTやいいね数はどうしたって表示されちゃいます

でも、RTやいいねの数は作品の善し悪しとは別物です

数字を伸ばすための努力がよくないっていう話じゃなくて、数字で病むぐらいなら捨てちまおう!ってことです

他人の数字に嫉妬するぐらいなら、その人の発想とか、価値観とか、生き様とか、シンセの音作りとかに嫉妬するほうがまだいいはず・・・

『もっと良いもん作りてえ』っていう悔しい気持ちがあれば、とりあえず"今日だけ"はまだ戦える

②悔しさを定期的に思い出す儀式はツラいけど効果的

悔しい気持ちが大事なのはそうなんですが、ひとつ問題がありまして・・・

人類、悔しい気持ちをすぐに忘れてしまう😇

なんだろう。単に僕が忘れっぽいのか、「悔しい~!」って思ってもすぐにそれを忘れちゃうんですよね。。

なので、僕は定期的に「深夜の2時間DTMに初挑戦したときに作った曲」を聞き返して"悔しさ"を思い出す儀式をしてます(もちろん半泣きになりながら←

その度に『アヴェッ!! あのときは悔しかったよな!』って過去に感じた悔しさを再確認して『次はもっとイイ曲を作るんぞッ』と気持ちを奮い立たせてます

「悔しい!」と思ったらチャンス

もうひとつ大事なのが、

悔しいと思ったとき、その悔しさを解決できるようなアイデアをその場でひとつ考える

です。たとえば・・・

『MIXが上手くできない!なんでじゃ!』→『YouTubeでMIX上達法に関する動画をひとつ観る』

『シンセの音がゴミなんですが』→『Twitterなどでプリセットパックを配布してる人がいないか探す』

『コードってどうやって組み立てればいいの?』→『初心者向けの楽典の本をAmazonでチェックする』

とか!

コレは別に正解とかなくて、自分ができる範囲で、できそうな難易度のものでいいと思います

すぐに行動に移せるなら移して、移せないなら"いつ行動に移すか?"を決めておく。どれだけ小さなアイデアでもOKッ

とにかく悔しいって気持ちを見逃さないことが成長と継続のコツです!!!!

ただし、コレは「悔しがれる人」の場合であって、ムリに悔しがる必要もないと思ってます

人によって「悔しい!!」って思うタイミング・対象・分野・事柄などはぜんぜんちがいますから(間違っても、悔しがれるからえらいとか、悔しがれないからダメと言いたいわけじゃないです)

極端な話、すべての人が成長とか継続とかを目的にしてるわけでもないですしね!自分自身が楽しめてるならそれで十分だと僕は思うのです。人がどうとかは関係ない

その点『深夜の2時間DTM』は勝ち負けがないというか「みんなが勝者になれる企画」のように感じるから好きです

【おまけ】悔しさをバネに結果を出した例

深夜の2時間DTMとはちょっとズレますが、僕は過去に「DOVA-SYNDROMEの審査に落ちた経験」があります

コレがめちゃくちゃ悔しくてですね、冗談抜きに1週間ぐらい凹んでました。創作意欲もどっかミッシングしちゃって。。

それからしばらく経って、例の「悔しさを思い出す儀式」をしてたら・・・

『アッ、そういえば、DOVA-SYNDROMEの審査に落ちたんだったよな🤔』

『じゃあ、もういいよ! 自分でBGMのサイト立ち上げて、YouTubeチャンネルも開設してやる!!!!』

という流れになり、今では120曲以上のフリーBGMを配布サイトで公開中ですし、YouTubeチャンネルのほうは開設1年ちょっとで「計10万回以上再生突破」を達成しました

正直『どうだ見たか、どぅーゔぁ!』って思ってます()

(念のために言っておくと、DOVA-SYNDROME様に敵意は1ミリもありません!逆に、自分にとって良い一歩を踏み出せたので感謝してます!!!!)

まとめ

  • 作曲歴5か月で「深夜の2時間DTM」に初挑戦。初回の結果は散々。でも、その悔しさが作曲を続ける原動力に。
  • 自身の成長を実感できることが曲作りの楽しさの一部。「できないことができるようになることは楽しい
  • 悔しさは、自分がコントロールできる要素に対して感じるものを大事に。「他人の数字に嫉妬するより、その人の発想や価値観に嫉妬するほうがまだいい」
  • 悔しさを感じたときは、その悔しさを解決できるようなアイデアをすぐに考えるのが大切
  • 悔しいと思うならまだ戦えるし、その悔しさを定期的に思い出すことが重要
  • ただし、すべての人が成長や継続を目指しているわけではないので「悔しい」はあくまでキッカケのひとつ

今回はコレでおしまいっ!以下、深夜の2時間DTMの関連記事とかです。興味あれば読んでみてください~

  • この記事を書いた人

おゆひよこ

楽曲制作を始めたばかりのDTM初心者に向けて、作曲方法や音楽機材、プラグインの情報などを発信しています|実績・プロフィール

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