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1年で100曲作ってわかった3つのコト!楽譜が読めなくても「作曲脳」は作れるよ

1年で100曲作ってわかった3つのコト!楽譜が読めなくても「作曲脳」は作れるよ

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こんにちは、おゆひよこ(@oyu_sound)です!

きょうで『深夜の2時間DTM(@2hoursDTM)』に参加しはじめてから丸1年が経ちました

『深夜の2時間DTM』は、Twitter上で定期的に行われている「22:00~24:00の2時間でお題に沿って作曲しよう!」という趣旨の企画です

初めて参加したのは、作曲をはじめて5ヶ月のとき。2時間で曲を作るなんて、想像しただけで無意識に脳が拒否反応を起こしちゃうほどでしたが・・・

それでも初心者なりに企画に参加し続け、ついに1年記念を迎えると同時に大台の「100曲」を達成したのです!!!!ぱちぱち

今回は「1年で100曲作ってわかった3つのコト」を、生活と心そして作曲に対する意識の変化をまじえながらまとめていきたいと思います◎

↓深夜の2時間DTMに初めて参加したときの記事

1年で100曲作ってわかった3つのコト

「作曲脳」の作り方

ひとつ目は、「作曲脳の作り方」についてです

1年で100曲・・・100曲/365日なので、単純に考えて少なくとも3~4日に1曲は作っている計算になります

『深夜の2時間DTM』に参加するたび最低でも2時間は作曲してることになるので、100回参加でなんと200時間!!!!

定期的に曲を作るようになると、普段の日常の中でも作曲のことを考える時間が自然と増えていくんですよね

次はどんな楽器を使おうとか、時間があるときにまだ使ってない音色をチェックしようとか、どうすればもっとカッコいい曲が作れるかとか・・・

「もっとミックスを勉強したほうがいいかも」「時間の使い方を見直してみよう」「上手な人の曲を研究してみよう」

1曲作るたびにどんどん課題が見えてきて、やりたいこと、表現したいこと、勉強したいことが溢れてくる。そして音楽のことを考える時間、曲を作っている時間が増えていく

きっとコレが「作曲脳になる」ってことだと思うんです

量より質か、質より量か、みたいな話にもなってきちゃうんですが、少なくとも曲をたくさん作ることで「作曲に対するアンテナ」が敏感になるのは間違いありません

ただし、曲を作ること自体が目的になってきちゃうと苦しくなってしまうことも事実・・・バランスが大事ですね

「努力」より「夢中」

作曲脳になる・・・コレってまさに「夢中」になってる状態と言えるんですよね

もちろん作曲をする時間を作るための努力は必要です。普段の生活の中での時間の使い方にも大きな変化がありましたし、ほかにも、DAWの操作方法だったり、音源ソフトの使い方だったり、調べるものもたくさん出てきます

そういう時間も含めて楽しいと思えるようになってきたのは、やっぱり下手なりにでも定期的に曲を作って、作曲中心の生活を送ってきたからだと思うんです

正直に言うと、勉強とか、研究とか、いわゆる「努力」と呼ばれるもの全般って個人的にはニガテ、というよりちょっとした苦痛に近い感覚があったりします

でも、当の本人はそれを努力とは思っていなくて、あくまでも「夢中になっているからこその思考と行動」なんですよね

逆説的な言い方になっちゃいますが、作曲中心の生活になったのは、ずっと曲を作ってたからということ、、!

作曲ってものが自分に合っていたのもあるとは思いますが、夢中になるためには、まず夢中になったつもりでのめり込むってことが大事なのかなあって思いました

努力は夢中には勝てないなんてよく言いますが、夢中になるまでにもある程度の努力は必要なんだなってことがよくわかりました◎

「モチベーション」より「習慣化」

「1年で100曲作ったゾ」とか自慢げに言っていますが、1年ずっと作曲に夢中になっていたわけじゃないです

作曲に飽きた時期もあったし、自分が成長してないことへの焦りや不甲斐なさを感じていた時期もあったし、音楽の優先順位がずっと低いままだったこともあります

人間、生きていればそういう心の変化はもちろん、生活面での変化もあると思うんです。言い換えれば、モチベーションの量は毎日ちがうんですよね

「疲れたからきょうはいいや」という選択肢も時には必要かもしれません。でも、それが続けば永遠に「きょうはいいや」が続いていくだけ・・・

僕はおそらく人よりも飽き性で、それでいて完璧主義で、3日坊主でいろいろなことをやめてしまっては自己嫌悪に陥るタイプの人間です

だからせっかく夢中になれた作曲は、音楽だけは「きょうはいいや」で終わらせたくなかった。でも、イヤイヤやるつもりもない・・・

そこでやっぱり助けになったのが『深夜の2時間DTM』だったんですよね

「2時間で曲を作る!」とルールが明確だし、ほかの参加者もいるからある種の強制力みたいなのもある、定期的に企画があるから習慣にしやすいなどメリットたくさん!!!!

別に「みんなで企画に参加しよう!」って言いたいわけじゃなくて、「習慣化って大事だよなあ。習慣にするまでの仕組みづくりが大事だよなあ」ってことが言いたいのです◎

モチベーションを上げる方法はたったひとつしかありません。それは「まず行動すること」です。そしてモチベーションに左右されずに行動するためには「習慣化」が必要不可欠です

(行動しないとやる気が出ないだなんてどう考えても脳のバグとしか思えないけど、そういう仕組みなのでコレばかりは割り切るしかない・・・)

「モチベーションより習慣化」ということが身にしみて実感できたのというのは、1年で100曲作ってわかったコトの中でも大きなひとつなのかなって思います

1年で100曲作るとどれぐらい上達するの??

間違いなく作曲能力は上達したと感じてますし、楽譜が読めなくても曲は作れるよという証明にもなったのかなって思います(楽譜は読めるに越したことはありませんが、、)

「これだけ上手になったよ!」と一概には言えないところがなんとも悔しいのですが、参考までに「企画で一番はじめに作った曲」と「最近の中で評価がよかった曲」の比較をしてみます◎

↓1曲目

↓最近で評価よかった曲

100曲の成長記録

Twitterのモーメントに100曲をまとめているので、もっと詳しく「1年で100曲の成長記録をみたい!」という方はそちらもチラ見してみてください◎

まとめ

1年で100曲作ってわかった3つのコト

  • 「作曲脳」の作り方
  • 「努力」より「夢中」
  • 「モチベーション」より「習慣化」

今になって音楽理論の勉強やピアノの練習、ギターとベースの運指練習、プラグインの研究などに力を入れはじめてますが、それも「今まで曲をたくさん作ってきたから」なんだなって思います

楽譜が読めなくても、ピアノが弾けなくても、音楽理論を知らなくても曲は作れます。作ってみなきゃ作曲が楽しいかもわからないし、そもそも続けてみないと作曲が楽しいかなんてわからないんですよね

僕自身「なんで作曲続けてるの?」という質問には上手に答えられる自信ないです。「習慣になってるから」も「楽しいから」も「なんとなく続けてるだけ」もぜんぶ答えのひとつなのかも・・・

あくまでも「1年で100曲!」は通過地点であり結果でしかないので、これから作曲極めるぜって方にも「数だけを目標にするのはあまりオススメできない」というのが正直なところです

今回の記事は「DTM初心者が企画を通じて1年に100曲作ったら・・・」の実験結果と思って読んでいただけたら幸いです

あと記事内で「モチベーションは頼りにするな!」みたいなこと言いましたが、機材や本を買って、習慣化のリズムを作るのはとっても有効な手段だと思います。興味があるものは積極的に取り入れていきましょう◎

↓オススメの本(いまでもたまに読み返してモチベ復活させてます)


  • この記事を書いた人

おゆひよこ

楽曲制作を始めたばかりのDTM初心者に向けて、作曲方法や音楽機材、プラグインの情報などを発信しています|実績・プロフィール

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