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無名ボカロPが5日で7回バズって1万RTと6.2万いいねを獲得したSNS戦略

無名ボカロPが5日で7回バズって1万RTと6.2万いいねを獲得したSNS戦略

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こんにちは、おゆひよこ(@oyu_sound)です!

「バズると自分の曲は聴いてもらえるの?」
「バズるとフォロワーはどれぐらい増えるの?」
「バズるとチャンネル登録者はどれぐらい増えるの?」

この記事は、上記のような疑問をお持ちの方におすすめです◎

めでたく人生で2度目のバズ期を迎えましたので、Twitterでツイートがバズった理由と考察とデータの分析を行っていきます

【用語解説】バズってなに?

バズ(英:Buzz)とは、主に「インターネット上で爆発的に情報が広がること」を指す言い回しです

簡単に言うと「めちゃくちゃ話題になってる」ってことですね

ココだけの話、今回の一連のバズは「かなり戦略的」に動いていました

運がよかったのはもちろんですが、今までに比べたら、けっこう考えて頭もちゃんと使ってたように感じます

もっと強気な感じで言っちゃうと・・・

今回のバズは「自分で100%狙って引き起こしたバズ」です

(でも、ココまで大々的にバズるとは思わなかったです…ツイート内容のジャンル自体あんまり一般受けするような内容じゃなかったので…)

もちろん、狙ってバズを引き起こすのは難しいですが、本記事で紹介する方法をヒントにすれば、きっと自分の創作活動に役立つ結果を得られるようになるはずです!!!

注意点

  • さまざまなデータと数字を交えながらガッツリと分析しているので、とっても長文です(計20数枚の画像と約14,000文字)
  • あくまで「バズの考察と分析が目的」なので、ツイート内容の是非や賛否については言及しません
  • 本記事に掲載された情報に基づいてなされた判断により発生したいかなるトラブル・損失・損害についても、一切責任を負いません
  • 記事の重要ポイントの8割は無料で公開していますが、残り2割は有料とさせていただいております。可不(ボカロ)買いたいので、何卒ご容赦ください
  • もし有料の情報を見て納得できなかった場合でも「返金保証」があるのでご安心ください(note株式会社がご対応します)

この記事の信頼性

過去28日間でのインプレッション数など

過去28日間のパフォーマンス変動(ほとんどがバズ祭り5日間による影響)は、

インプレッション数(だれかのタイムライン上に表示された回数)5,098,158回 で、

プロフィールへアクセスされた回数 157,252回 でした(2022年5月15日15:00時点)

運営ブログのアクセス数

また、Twitterだけじゃなくて、僕はDTM関連のブログも運営しています

コチラは、DTMというとってもマニアックな領域ながらも、毎月10000人以上の方に読んでいただけるブログとなっています

この数字は、コピーライティングやマーケティングなどの知識と経験がある証明にある程度はなるんじゃないかあって思います◎

↑過去30日間分のデータ

Twitterフォロワー・YouTubeチャンネル登録者数の推移

まずは一番気になるであろう、

「バズると自分の曲は聴いてもらえるの?」
「バズるとフォロワーはどれぐらい増えるの?」
「バズるとチャンネル登録者はどれぐらい増えるの?」

という問題にフォーカスしてみたいと思います

Twitterのフォロワー推移

  • 673人(2022年5月3日時点)
  • 1,118人(2022年5月13日15:00時点)

→445人増加

YouTubeチャンネル登録者数の推移

  • 555人(2022年5月10日時点)
  • 586人(2022年5月13日15:00時点)

→31人増加

幸運にも、憧れの「バズったら宣伝していいって聞いたので…」というバズったときの決まり文句を「1日に2度」も言わせていただける機会に恵まれました…。ホントにありがたい限りです

▶おゆひよこのYouTubeチャンネル

結局、曲は聴かれたの?

僕はフリーBGMとボカロ曲を定期的にアップしているのですが、体感としては「思ってたより、聴いてもらえる!」という印象でした

バズりの前にアップしていたフリーBGMが5~6曲あったんですが、1桁台だった再生回数も100回を超えていました

バズの直後に投稿・リツイートした曲も、あっという間に0→1,000回再生され、「本当にありがたいなあ・・・」と感無量でした(ガチで泣いた)(曲を聴いてくれた一人一人とガシッと握手したい)

バズったツイートの概要(2022年5月9日から5月13日までの5日間)

  • 5日間の大バズ:2回
    大バズ・・・100~1000万インプレッション or 1万~10万いいね or 1~5万RT
  • 5日間のプチバズ:5回
    プチバズ・・・5~10万インプレッション or 500~3000いいね or 100~1000RT

※記事を執筆している2022年5月13日15時の段階でも、ありがたいことに絶賛バズ中のため数字が伸び続けていますが、バズの考察と分析のため、現時点での数値を参考までに記しておきます◎

大バズした2つのツイート

①5,206RT / 3.16万いいね(2022年5月13日 15:00 時点)

②3,802RT / 2.76万いいね(2022年5月13日 15:00 時点)

プチバズした5つのツイート

①24RT / 232いいね(2022年5月13日 15:00 時点)

②78RT / 412いいね(2022年5月13日 15:00 時点)

③24RT / 117いいね(2022年5月13日 15:00 時点)

④534RT / 2,137いいね(2022年5月13日 15:00 時点)

⑤81RT / 494いいね(2022年5月13日 15:00 時点)

※大バズしたツイートのリプ欄にはバズりそうなツイートをいくつかぶら下げていて、そこでもプチバズが発生していたので、実際の数字はもっと多いです

なんで5日のうちに7回もバズったの?

バズったツイートの半分以上は、いわゆる「教えて!○○ハカセ」シリーズです(参考:おしえてハカセとは (オシエテハカセとは)  - ニコニコ大百科

1つのツイートが1,000いいねを突破したあたりから、一定の時間を置いて「教えて!○○ハカセ」の派生ネタを作成・投稿して、さらにバズっているツイートのリプ欄にどんどんぶら下げていきました

1つのツイートがバズり、そのバズツイのリプ欄でまたバズリ、そのバズったバツツイでまたバズる・・・

という「数珠バズ(勝手に命名)」が発生してました

「数珠バズ」を引き起こした大きな要因は?

「数珠バズ」を引き起こした大きな要因は、おそらく「僕のTwitterが作曲・DTM・ボカロPに特化しているアカウントだったから」だと思います

ツイートする内容が音楽関係に特化しているので、もちろん、バズったツイートも、バズツイのリプ欄にぶら下げたツイートも音楽ネタしかありません

比較的アンダーグラウンドなジャンルにも関わらずここまでバズが伸びたのは、やっぱり「特化していたこと」に尽きます

バズツイのリプ欄に似た性質の派生ネタを置いておけば、「おっ?この人、もっと面白いツイートしてそう…」となって、プロフィールからタイムラインを見てくれると考えたんです

結果的にその考えは正しかったようで、バズ全体で見たときの「プロフィールへのアクセス数」は、なんと10,000回を超えていました(2022年5月13日 15:00 時点)

バズったときのタイムラインの作り方

せっかくバズツイから僕のプロフィールに飛んでくれた人を「なんだ、期待外れだったか。時間返せよ」と損させたくなかったので、タイムライン(自分のツイートの並び順など)の見た目にはけっこう気を遣っていました

具体的に言うと、

  1. 「これは反応ありそう」と思って溜めていたネタを一気に放出
  2. 関連性の高いツイートをリツイートでタイムラインの上に引っ張ってきた
  3. ノイズになりそうなツイートは削除して整理(※音楽と関係ない投稿とか)

などですね

でも、これも「ただバズって注目されたい」という目的じゃなくて、もっと先の目的があるのですが、これについては後述します

バズったときのプロフィールの作り方!実はヘッダー画像をリニューアルしてバズに備えていた←

①ヘッダー画像について

バズツイを経由してプロフィールを訪れてくれる人が真っ先に目にするのは、

  1. ヘッダー画像
  2. 名前
  3. プロフィール文

の3つです

意外と大事なのが、ヘッダー画像です。実は、今回のバズ祭りに備えて、数日前にリニューアルしてました

以前までは、ジブリ公式サイトから無料配布されているワンシーンをヘッダー画像に採用していましたが、より「おゆひよこ」らしい印象付けを強く残そうって考えてのデザインに変更しました

変更前
変更後

「すごい きょく が できました!」は一見するとふざけ倒しているように思えますが・・・

実は、一発で「あ、この人は曲を作っているんだな」ってわかる優秀極まりない()キャッチコピーですし、なんか名前が「おゆひよこ」だし、背景をガガッと黄色にしたら明るくポップでかわいいかなって(唐突な小並感

②名前について

前までは「おゆひよこ🐤」だけでしたが、もっと具体的に何をやっている人なのかわかるように「属性(?)を追記」しました

今回の僕の例でいうと「フリーBGM×ボカロP」の部分ですね

だいたい「ヘッダー画像を見て、アイコンを見て、名前を見る」のにかかるのは「0.7秒ぐらい」なので、その短い時間でも、

  1. 何をやっている人なのか
  2. どんな活動がメインなのか
  3. この人はどういう性格の人なのか

という3点をなんとなく把握できるラインを目指しました!

③プロフィール文について

プロフィール文はシンプルイズベストが至高(正直、だらだらっと書いていてもバズ経由の人たちはあんまり読まれないかなって・・・)

僕の直近の目標は「2022年中にYouTubeチャンネル登録者数1,000人突破!」なので、プロフィール文の中に入れるリンクはYouTubeだけにしました

ブログとか、フリーBGM配布サイトとか、作った曲とか、ニコニコとかは、ぜんぶ「Linktree」や「lit.link」のようにひとまとめにしてプロフィールの「ウェブサイト」の欄に置いておきました↓

こんな感じ

実際のページ→https://oyu-sound.com/link/

クリエイターならツイートじゃなくて作品を作れよデコ助野郎!それでも僕がバズツイにご執心したワケ

さっき、ちょろっと「ただ注目されたくてバズを狙ったわけじゃない」って言ったんですが、ココから話すことが「真の目的」です

もう何も包み隠さずありのまま話すと、主に以下の3つが「僕がTwitterをしている理由」です

  1. 1人でも多く作曲やDTMに興味を持ってくれる人を増やす(意訳:友だちがほしい)
  2. 1人でも多く作曲家やDTMerの悩みを解決する手助けがしたい(意訳:友だちがほしい)
  3. 僕自身の活動を応援してもらって、いっしょにワイワイしたい(意訳:友だちがほしい)

僕のTwitterがきっかけで、1人でも作曲に興味を持ってDTMを始めてくれる人がいたら、それで120%目的は果たしてます

コレは"きれいごと"でもなんでもでもなくて・・・

単純に、作曲を始めてくれる人が増えると、

  • DTM界隈(ボカロ界隈)が活気づく
  • たくさんのノウハウと良曲がもっと出回るようになる
  • 需要が生まれるので企業が新製品の開発やイベント開催に乗り気に
  • みんなハッピー

という構図ができあがります。もちろん、DTM初心者向けのブログもやっている僕もうれしいですし!

バズは、そのためのひとつの手段というか、あくまで「実験」という意味合いが強かったです

実際、ツイートがバズってから固定ツイートに置いておいた「ネットでかんたんに作曲できるサイト」の動画は1,000回以上再生されていますし…

「DTMって実はかんたんなんだよー」「作曲たのしいからみんなもいっしょにやろー」という気持ちがちょっとでも伝わってればいいなあって思います

もちろん、曲を聴いてくれる人あっての活動なので、応援してくださる方の存在にはいつも超超超救われています。この場を借りて感謝します!作品で恩返しします!!!

バズツイを戦略的に狙うときの攻略法

ココからは、より戦略的にバズツイを狙うときの攻略法を、自分なりに考えて、実践して、得られた結果をまとめていきます!

バズを生むために必要な「4つの要素」って?

ツイートがバズるということは、言い換えると「提供する情報に『需要』がある」ということですよね

「需要があるってどゆこと????」

ずばり、「需要がある=バズる」情報とは・・・

  1. 共感
  2. 笑い
  3. 癒し
  4. 有益

上記の4つのいずれかが最低1つは含まれています。場合によっては複数にまたがっていることもありますね!

たとえば、今回の僕のもっともバズったツイート「教えて!ボカロPハカセ」では、「共感」と「笑い」が軸になっています

もともと、「教えて!○○ハカセ」シリーズのツイートは2020年頃にTwitterで流行ってたネタらしいのですが、ほとんどは「ただハカセが暴言を吐いて正論言って終わり」みたいなものばかりでした

「もっとやさしい世界があってもいいんじゃないかなあ」と思って、僕は「暴言での掴み2割+共感を呼ぶ言い回し6割+激励2割」という配分に自己流アレンジしました

正直、ここまで反響があると思ってなくて、うれしいことにDTMやボカロ界隈だけでなく、

「動画でも同じこと言えるよなー」
「イラスト描くときもそうだよなー」

などと絵師や動画師などの界隈でも共感していただくことができたのはよかったし、うれしかったです

「どんな人に届けるか?」を決めてからツイートを考える

バズは、結局は大勢の人たちを巻き込んで起きるものですが、僕は前もって「どんな人に届けたいか?」を決めてからツイートを考えてました

あらかじめツイートが心に深く突き刺さるであろう「ひとり」を想定することで、自分視点のいいかげんなムーブをせずに済むかなって思ったからです

↓僕が想定してた「ひとり」

  • Twitter歴2年、DTM歴1年半のボカロP
  • 今まで5曲投稿したけど思うように再生数が伸びなくて悩んでる
  • どちらかというと人見知りで、外で遊ぶより自分の部屋が落ち着くインドア派

もっといろいろあるんですが、とりあえずこんな感じで人物像をリアルに考えていきました

できるだけ細かくイメージしたほうが感情移入もしやすいですし、Twitterを見るタイミングとかも想定しやすいかなって

しっかりとツイートで狙い撃ちする「ひとり」を決めておくと、ツイートの内容を考えるのも効率的になりますし、バズってからの動きもスムーズになります

できれば、自分と同じ年齢層や趣味、属性を持つ人を想定しておくと、その人の生活や思考パターンなんかが上手にトレースできると思います!

特定の「ひとり」を細かく想定すればするほど、よりマニアックなツイートネタを提供できて、共感が生まれて、バズが引き起こされます

ただ、マニアックすぎるツイートや、的を広く取ったツイートではあまりよい反応は期待できませんが・・・

自分の活動(創作などの)と照らし合わせてみて、

「自分はどんなタイプの人と相性がいいのかな?」
「どんなタイプの人なら自分の活動を応援してくれるかな?」


と突き詰めていけば、自然と「心の奥深くに突き刺さるツイート」が繰り出せるんじゃないかなあと僕は考えています(まだまだ研究中・・・

ツイートをする時間帯

Twitterで人が多く集まるのは、だいたい以下の4つの時間帯です

  1. 朝の通勤通学の時間帯(6~7時)
  2. お昼ご飯食べるとき(11~12時)
  3. 学校 or 会社からの帰宅時(15~17時)
  4. 夜ご飯食べてからの自由な時間(19~21時)

一番ユーザー数が多く、ツイート数も増えるのは「夜の19時から22時ぐらい」かなって体感では思っています(こればっかりはフォロワーさんの行動パターンによりけりですが…)

ツイートする時間帯に正解ってないと思ってて、あくまでも「どんな人に届けたい?」「どんな人に共感してもらいたい?」というところによって変わってきます

自分でいろいろと試してみて、データが集まったら分析して、「一番いい方法」を模索していくしかないように思いますね!

まとめ

ざっくりとではありますが、今回のTwitterで起きたバズを自分なりに分析してみました~

なにかの参考になればうれしいです。質問やご指摘、アドバイスなどあったら、おゆひよこのTwitterまでお願いします!

※追記※さらに詳しくバズの考察を書いたnoteを有料にて販売していましたが、限定公開期間を過ぎたので非公開にさせていただきました。また機会があればブラッシュアップして公開するかもしれません

  • この記事を書いた人

おゆひよこ

楽曲制作を始めたばかりのDTM初心者に向けて、作曲方法や音楽機材、プラグインの情報などを発信しています|実績・プロフィール

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