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USBケーブルで音質は変わらない?OYAIDE d+ classA v2で比較したよ

USBケーブルで音質は変わらない?OYAIDE d+ classA v2で比較したよ

オーディオインターフェースとPCをつなぐUSBケーブルを変えると音が変わる、という説を検証してみました

結論から先に言っておくと、音、すっごい変わりました

検証の対象は、ギターのレコーディングとモニタースピーカーからのメディア再生です。USBケーブルの交換前後でABテストしています◎

特に録音に関しては、聴感上では明らかなちがいがありました(周波数を見る限り、ほとんどちがいがわからない誤差の範囲でしたが…)

主観的な感想になりますので、あくまで参考程度にお読みいただければうれしいです

理論上、USBケーブルで帯域バランスなどは変わらない・・・

今回、検証のために使用した「OYAIDE d+ USB classA v2」のオヤイデ電気公式 商品詳細ページを参照してみると・・・

データ転送においてはケーブルによる帯域バランスなどの変化は理論上ないため、サウンドに特化しているd+USBシリーズはジャンルやユーザーの主観に捉われることなく、USB-DACを使用したリスニングにも最適な結果が得られます。

じゃあケーブルで音が変わるってやっぱり勘違いなの?」と思ってしまいそうなものですが、USBケーブルで音が変わるは決してオカルトではありません

あくまで「USBケーブルによる音質の劣化が大きいか、小さいか」という話なんじゃないでしょうか

USBケーブルを変えたからと言って、元のデータのクオリティを超えることはありませんし、音質をアナログ的に変化させるということもありません

いいUSBケーブルは、データを伝達するときに起こるノイズやデータの欠損がとても少ないだけ。逆に言えば、質の悪いUSBケーブルは音質を損なう可能性が高いということ

「USBケーブルによって音質が損なわれている状態」から「USBケーブルによる音質の劣化が少ない状態」になったとしたら、USBケーブルを変えることによって「音が変わった!」と感じるのは当然なのかもしれません◎

すごいぞ、OYAIDE d+ USB classA v2

いいところ

  • 一般的なケーブルに比べてノイズが少ない
  • 入力したデータが品質を保ったまま伝達される
  • 特殊な素材・構造により耐久性・腐食耐性に優れている

イマイチなところ

  • 価格がちょっと高め

仕様

導体102SSC(シグナル 25AWG、パワー 21AWG)
構造反転同心撚りフラットケーブル
シールドダブルシールド構造(錫メッキ線+アルミテープ)
絶縁体Polyolefin
シースThermoplastic Elastomers
コネクタタイプUSB Type A-USB Type B
端子24K金メッキコーティング青銅合金
ハウジングPBT + Glass Fiber30%
アウターカバーアルミニウム

普通のケーブルとのちがい

普通のケーブルと比べると、素材と構造にちがいがあります

  • 特殊な素材と材質→サウンドの立体感と細やかな情報量を保ち、音痩せを防いでくれる
  • ClassA→金メッキが使用されており、高い耐久性と長時間の伝送性能の維持が可能になっている
  • フラット構造→ケーブルを曲げたときの歪みによる伝送ロス、インピーダンスの変化、静電容量の変化などの検証を回避

普通のケーブルに比べるとけっこうなお値段なのですが、材質の希少性や加工の難易度などを考えると納得できる価格設定なるのかもしれません

USBケーブルの交換前後でギターレコーディングABテスト

オーディオI/O:RME Babyface Pro FS
DAW:Studio One 5
USBケーブル:Babyface Pro FS付属ケーブル、OYAIDE d+ USB classA v2

ちなみにOYAIDE d+ USB classA v2は「2m」のものを選びました。RME Babyface Pro FS付属のUSBケーブルは約1mと短いので、その点も含めての購入です

USBケーブルの交換前後でのギターレコーディングを行い、実際に音質を聴き比べていきます

  • 録音からWAVファイルの書き出しまで、それぞれ一貫して同じUSBケーブルを使用
  • プリアンプはRME Babyface Pro FS搭載のものを、アンプはBIAS AMP 2(プリセット'69 Super Lead)を使用

まずは【Before】から。RME Babyface Pro FS付属のUSBケーブルです

続いて【After】です。OYAIDE d+ USB classA v2

えっ、びっくりするぐらい音が変わってますね・・・

極力、同じぐらいの力で、同じような弾き方を意識したのですが、それでも後者のほうがボリューム自体が大きく聴こえます

音が全体的に明るくなったと言うか、弦1本1本がきちんと分離していて、低音のぼやっとした感じも解消されて抜けのいい音になっているように感じますね◎

Ozone 9 Match EQでスペクトラムアナライザを見ていきます

【Before】RME Babyface Pro FS付属USBケーブル

【After】OYAIDE d+ USB classA v2

ノイズ成分もいっしょに上がっちゃった気もしますが、もともとアンプの設定を歪み強めにしているのでそのせいかもしれません

カッティングの弾き心地が最高

「音質がちょっと明るくなった程度であんまり変わらないじゃん」と思っていたんですが、OYAIDEのUSBケーブルでギターをジャカジャカ弾くとその圧倒的なちがいに嫌でも気がつきました

カッティングがめちゃくちゃ気持ちがよい!

カッティングだけじゃなくてコードバッキングでも、弦それぞれの音がきちんと分離していて、弾いていてとっても気持ちがいいんですよね

レコーディングの音質があがったのか、モニターの音質があがったのか、弾いているときの気持ちよさで演奏中のテンションがあがったのかはわかりません

ただ、ほんとに「いまギター弾いてるぞ!」っていう爽快感がぐわっと前に出てきたような印象です

ギターとオーディオインターフェース本来の音はこうだったんだな、っていう妙な納得感があります

コチラもUSBケーブル交換前後で演奏を弾き比べているので参考にしてみてください(一発録りなので演奏力については目をお瞑りください…)

【Before】RME Babyface Pro FS付属USBケーブル

【After】OYAIDE d+ USB classA v2

音質的にはちがいがあまりないように感じますが、演奏中の心地よさは天と地の差です、ほんとに。。

この感触を味わってしまったら、もう前には戻れませんね!

メディア再生とモニターの音質について

モニタースピーカー(YAMAHA HS5)・モニターヘッドホン(SONY CD900ST)からの出力(メディア再生)は申し分ないクオリティです!

劇的に変わるというよりかは、味付けのない、素直でクリアな音質ですね

ボーカルの歯擦音は以前より耳につくように感じたものの、ギターやベースそれぞれの分離感もよくなって、低音もはっきりと掴めます

下から上までバランスよく音が鳴っていて、左右の広がりもしっかりと感じられる、リバーブとディレイのかかり具合も前よりずっとわかりやすくなりました

※リファレンス曲:YOASOBI/夜に駆ける

まとめ

オーディオI/Oや楽器、PCからの出力など、それぞれが持つ本来の性能を100%引き出してくれる、OYAIDE d+ USB classA v2はそんなコスパ最強のUSBケーブルでした!

出力に関しては、インシュレーターやスピーカーの置き方などによってぜんぜん印象は変わってくるとは思いますが、僕の環境では明らかにモニター環境が向上したと言えます

今回の検証の中で「いくら機材がよくてもUSBケーブルが安物だと台無しになっちゃうな!」と強く感じましたね

もちろん入力されるデータが最重要であることは変わりないので、まずはギターやベースなどの演奏楽器やオーディオインターフェースに投資するのが得策かな、って思います

ただ、USBケーブルと電源周り(パワーディストリビューター)に関しては、高品質のものを持っておいて損はないので揃えておくのもアリです◎

音響機器専用の電源タップ「FURMAN SS-6B」を導入したよという記事も書いてますので、DTM環境の強化・音質向上を目指している方はぜひ参考にしてみてください!

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