機材・アクセサリー

【DTM】手首や指が痛いのは腱鞘炎かも?痛みを予防する対策グッズ3選

【DTM】手首や指が痛いのは腱鞘炎かも?痛みを予防する対策グッズ3選
PR

こんにちは、おゆひよこ(@oyu_sound)です!

「ギターの弾きすぎで指が痛い!」「マウスの使いすぎで手首が痛い!」

・・・それ、もしかしたら腱鞘炎かもしれません

マウスのクリックやキーボードのタイピングは、特に力を使う作業ではありませんよね

力をあまり必要としない作業でも、長時間続けることで姿勢の崩れや筋肉の強ばりにつながり、腱鞘炎を引き起こす原因のひとつになります

手首や指に痛みがあると、DAWの操作はもちろん、ギターやピアノの演奏も難しくなってしまいますよね

痛みが引くまでにはどうしても時間がかかってしまうので、まずは腱鞘炎にならないための予防・対策が大切になってきます

腱鞘炎はちょっとの工夫で予防できます。手首や指の痛みが長引く前に、対策グッズを整えて、作業環境を改善していきましょう!

腱鞘炎とは?

腱鞘炎とは、かんたんに言うと「手の使いすぎによる炎症」です

手には、手首から指先にかけて、ひも状の組織「腱」が通っています

筋肉と骨とを結びつけている腱が動くことで指を曲げたり、伸ばしたりすることができるんですね

腱は「腱鞘」と呼ばれる組織によって束ねられていて、骨との結びつきを作っています

何らかの原因で腱と腱鞘が擦れあってしまうと、炎症が起こり、

  • 指に痛みを感じる
  • 手首が動かしにくい

などの症状があらわれ、腱鞘炎になってしまうというわけです

ギターやピアノの演奏、DTMをはじめとしたパソコン作業など、長時間にわたって手首や指を使いすぎている方に多い病気と言えますね

腱鞘炎になってしまったら・・・

腱鞘炎になってしまったら、とにかく手を休めましょう。安静第一です

初期段階であれば、しばらく安静にすることで治癒に向かいますが、さらに症状が進んだ場合、手術が必要になるケースもあります

僕の場合はサポーターやテーピングで手首を固定し、1週間ほどでよくなりましたが、あまりにひどいようであれば病院へ行きましょう

おすすめの対策グッズ3選

トラックボール

一般的なマウスは手で移動させて操作するため、手や手首への負担が大きいです

トラックボールは搭載されたボールを指で転がしてカーソルを移動させるため、手を動かさずに操作ができます

長時間の操作でも疲れにくいことが、トラックボール最大のメリットと言えますね

おすすめの機種は、ロジクールのワイヤレストラックボールマウスM575です。僕も愛用しています

電池寿命が最大18ヶ月と長く、1年無償保証つき、さらに5千円以下とコスパの高い機種です

持っておいて損はないかと思うので、トラックボールを試してみたいという方はぜひチェックしてみてください

上で紹介したM570は親指でボールを転がすタイプのものなので、人によっては親指や手首に負担がかかり、合わないと感じてしまうかもしれません

ちょっと値は張りますが、プロのエンジニアさんにも愛用者の多いケンジントンのトラックボールSlimBladeであれば、さらに快適な操作ができそうですね

中心に搭載されたボールは直径55mmと大きいので操作しやすく、ボールをひねるだけで楽にスクロールができます

ワイヤレスのM570とちがってケーブルでつなぐ必要があるのでちょっと煩わしい気もしますが、マウスのように本体を動かす必要がないのであまり気にならないかもしれませんね◎

リストレスト

手が机面に直接あたっていると、手首が圧迫されて、痛みを引き起こす要因のひとつになります

マウスの高さが合わないために手首の角度が急になってしまうことも避けたいですね

リストレストを置くことで、手首を保護し、疲労軽減の効果を得ることができます

僕も使っているエレコムのリストレストFITTIOは、EXGEL(エクスジェル)と呼ばれる超柔軟性素材でできていて、手の動きにフィット、動作を邪魔しません

横浜市総合リハビリステーションセンター共同開発の日本製である、ということも信頼できるポイントですね

裏面には滑り止めがついていて、デスクにピタッと固定できる一方、移動したいときはかんたんに取ることができます

マウス用となっていますが、トラックボールにも問題なく合うので愛用してます

手首サポーター

長時間の作業や細かい作業など、指先に力が入りすぎていると指や手首が痛くなりやすいです

痛みを予防したい、和らげたいという方は手首サポーターを使ってみるといいかもしれません

手首だけでなく親指付近まで覆われているタイプのほうが手首への負担がさらに軽減できます。指先が出ているので、作業への影響はほとんどありません

夏場は蒸れやすいので、テーピングで代用したり、ハンドレストと併用して使うといいでしょう

まとめ

腱鞘炎はちょっとの工夫で対策することができますが、完全に予防できるわけではありません

対策グッズを揃えて、作業環境を整えたとしても、油断せずに1~2時間に一度はストレッチや休憩を挟むようにしたいものですね

  • この記事を書いた人

おゆひよこ

作曲家|フリーBGM|ブロガー|かわいい・エレクトロ・ポップな曲が作りたいDTM初心者に向けて、楽曲制作の方法や音楽機材、プラグインの情報などを発信しています|実績・プロフィール