こんにちは、おゆひよこ(@oyu_sound)です!
『深夜の2時間DTM』とは、深夜の2時間DTM(@2hoursDTM)さんがTwitterで行っている「22:00~24:00の2時間でお題に沿って作曲してみよう!」という趣旨の企画です
作曲とTwitterをはじめた頃辺りから2時間DTMの存在は知っていたんですが、なかなか参加するまでには至らなかったんですよね。。
2時間で1曲作る自信もないし、作曲歴も浅いし、もうちょっと成長したら"いつか"挑戦してみよう…って。
でも、きっと"いつか"なんて今やらなきゃいつまでもやってこないし、挑戦しないと自分の力量も、課題も、なにもわからないと思ったんです
作曲歴5ヶ月の初心者が初めて「深夜の2時間DTM」に参加した結果です!
深夜の2時間DTMとは?
- 22:00~24:00の2時間でお題に沿って作曲する企画
- 出題後の2時間での作曲なら、上記の時間帯でなくても参加可能
- お題は開始時間より一時間ほど早い21:00頃に発表
- 作った曲は #深夜の2時間DTM のタグをつけて各自アップロード
開催日程がわからないんだけど・・・
深夜の2時間DTM(@2hoursDTM)さんのヘッダー画像が開催日程のカレンダーになってます
参加したいときだけ参加できるので、スケジュールに余裕がない人やDTM初心者の人にとっても優しい企画ですね
深夜の2時間DTMの公式サイトでは、今後のスケジュールを含め、過去のお題も確認することができます。もちろん、2時間以内の作曲であれば過去のお題に挑戦するのも自由です◎
ホントに初心者参加OKなの?
OK! ハッシュタグをつけて曲を投稿すると、深夜の2時間DTM(@2hoursDTM)さんからRTしてもらえるので、より多くの人たちに自分の曲を聴いてもらうことができます
実際、フォロワー400人(参加当時)の僕の曲は、投稿10時間後で3RT、22いいねもいただけてます。初挑戦にもかかわらず、です
自分の曲をアップするのは勇気がいることですが、たくさんの方からいただけるいいねとRTはとっても嬉しいですし、モチベーションにもつながります
もし使ったことのない楽器のお題だったり、知らないジャンルが出てきても、明らかにお題から外れていなければ問題ありません(知らないものを正しく作るのは無理です!)
まだ挑戦したことのないテーマが出てきたときは、YouTubeやSpotifyで調べてみましょう◎
動画って作らなきゃダメなの?
曲が聴ける形式であれば動画を作る必要はありません!
ただ、実際は以下の2通りのパターンが主流になっています
- 投稿サイトに曲を投稿→リンクをツイート
- 動画を制作→動画付きでツイート(1.曲+画像の動画 2.DAW画面の動画)
Macの方は「iMovie」を、Windowsの方は「Aviutl」で動画を制作するのがカンタンでオススメです(どちらも無料で使うことができます)
それぞれのソフトの使い方はYouTubeやGoogleで調べてみてください!
【体験談】深夜の2時間DTMで初めて作った曲
#深夜の2時間DTM
お題「雷や稲妻をイメージした曲」2時間DTM初挑戦でした
かみなりの厳かな感じと、自然の神秘さを自分なりに表現してみました今回は反省しかないけど、たくさんのことが学べたので まる です。勇気出して参加してよかった pic.twitter.com/O7jpIzDD3g
— OYU|新曲『憂鬱ラストデイ』 (@oyu_sound) August 31, 2020
お題は「雷や稲妻をイメージした曲」でした
実際の作業と時間配分はこんな感じ
まずは自分が逃げてしまわないように、前もってTwitterで参加を宣言!←コレだいじ
手首めちゃ痛いけど初めて2時間DTMに挑戦してみる(完成するかは知らない)
— OYU|新曲『憂鬱ラストデイ』 (@oyu_sound) August 31, 2020
最初は「雷?じゃあ、和風だな!」ってことで和風テイストでいこうと思ってたんですが…
- そもそも和風ジャンルに用いる楽器や音色がわからない
- 太鼓を打ち込んでみたものの、続きがぜんぜん思い浮かばない
- …というか、自分、尺八とかの音源って持ってる…?
(30分経過。22:30、進捗状況0%)
「和風はムリだな…よっしゃ、メタルだ、メタル!」
- タム中心のメタルっぽいドラムパートを作成
- ギターでズンズカ鳴らしてみる
- …というか、メタルの曲ってぜんぜん聴いたことないな…
(1時間経過。23:00、進捗状況15%※ドラムパートだけ流用)
「オワッタ。完成できる気がしない。こうなったらサンプルファイルでなんとかしよう…」
- よさげなアルペジオ入れる
- もう雷そのもののBGM入れちゃう
- テキトーにシンセ鳴らす
- シンセリード打ち込んで完成。。
(1時間半経過。23:30、進捗状況80%)
- 動画用のサムネイルを作成
- 曲とイラストを貼っつけて、動画が完成!
参加を思い立ったのが22:00をちょっと過ぎた頃だったので、もう少し早く参加を決意できていたら、作業の時間配分もこんなにグダグダにならずに済んだのかなって思います
圧倒的な知識&経験不足から、"曲のイメージが決まる→ジャンル決定→制作"という流れを3回も繰り返してしまいました
「10秒でも、30秒でも、ゼッタイに曲は投稿する!」ってことだけは決めていたので、泣きそうになりながらも作業を続けて、やっとの思いで完成させましたが…
なんとか時間内に曲を作ってTwitterにアップできたのは、素直にえらいです。はなまる、あげたい◎
深夜の2時間DTMで初めて参加して学んだこと
時間を区切ることの大切さ
作品を作るっていうクリエイティブな活動において、おわりの時間を決めることはとっても大切なことなんだなあと強く感じました
頭の中で作業の順番やスケジュールを調整していきながら、作品のクオリティも上げていく。。
もしかしたら、コレがクリエイティブな活動において一番大事なことなのかもしれません!
嫁「娘が中学生とか高校生になって、漫画家とか小説家になるから進学しないって言い出したらどうします?」
僕「完成した作品を一つ見せてくれりゃ全力で応援するね。中学や高校で作品にピリオドを打ってちゃんと完成させられる奴なら間違いなくそれで食っていけるから😊」— 榎宮祐 (@yuukamiya68) August 16, 2020
イメージのないジャンルの曲は作れない
まず、聴いたことのないジャンルの曲は作れないってことですね
もしそのジャンルを聴いていたとしても、自分の中で「このジャンルはこんな感じにできてるんだな」みたいなイメージがないとやっぱり作れない…
「いろんなジャンルの曲をたくさん聴く」ってことももちろん大事かもしれないですが、普段から生活の中で耳にする曲を自分なりに分解して、ちょっとでも理解しようとすることが大切なのかなって思いました
自分が持っている音色を把握できていない
「和風っぽい音色がほしいのに、どこにあるかわからない。そもそも、自分が持っているのかさえわからない…」
あまりに自分が持っている音源や音色の知識がなさすぎるんですよね…もったいない…
- 音源はあるのに、どこにあるかわからないから、使わない←超もったいない
- 音源を持っていないのに、どこかにあると思いこんで探す←時間がもったいない
厳密に「あの音色はココ!」って判断できるようになるのは追々やっていくとして、「和風はココ!」っていう具合に、なんとなくの雰囲気だけでも掴めていると作曲もスムーズになりそうです
まとめ
『深夜の2時間DTM』はとっても自由で、いつでも初心者ウェルカムな素晴らしい企画です
知らないジャンルや使ったことのない楽器があるのは当然なので、各ジャンルの細かいルールや楽器の演奏方法についてはそれほど完璧主義にならなくても大丈夫◎
もし間違っていても、自分が意識していれば問題ないのです。間違いはあとからいくらでも直せるからね!!!!
参加してみようかなあ、って迷ってる人はぜひ勇気を出して挑戦してみてくださいね
でも・・・表現したいものがあるのに、それを自分の力量不足で表現できないのってめちゃくちゃ悔しいです!
深夜の2時間DTMへの参加はきっと、いま足りていない能力、たとえば・・・
- アレンジの幅
- 時間配分の設定能力
- スケジュールの組み方
- ジャンルごとのイメージ
- DAWの操作・音色の場所把握
あたりを一気に伸ばすことができるんじゃないかな、と踏んでます
1年で100曲作りました!
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表現したいものがあるのに、自分の力量不足でそれが表現できないのめちゃくちゃ悔しいや。。
聴いたことのないジャンルの曲は作れないし、聴いたことあってもそれなりに研究しないと自分で作れるようにならないもんね!学びが多すぎた
— OYU|新曲『憂鬱ラストデイ』 (@oyu_sound) August 31, 2020
約2年で「深夜の2時間DTM」に120回以上参加しました!
作曲歴5ヶ月のときから #深夜の2時間DTM に参加してきたけど「節目のタイミング」はこんな感じだった👀
— おゆひよこ🐤深夜の2時間DTM (@oyu_sound2) May 21, 2022
10回→なんとなくやり方を理解
30回→急にレベル↑調子に乗る
50回→限界が見えてきていろいろ勉強はじめる
80回→思うように曲が作れなくて挫折するも復活
120回→だいぶ曲作り上手くなってね?
作曲初心者が約2年で「深夜の2時間DTM」に120回以上参加した結果・・・
作曲初心者が約2年で「深夜の2時間DTM」に120回以上参加した結果・・・
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