こんにちは、おゆひよこ(@oyu_sound)です!
作曲をはじめて5ヶ月のときから、なるべく『深夜の2時間DTM』に参加するようにしてました
『深夜の2時間DTM(@2hoursDTM)』は、Twitterで定期的に行われてる「22:00~24:00の2時間でお題に沿って作曲しよう」という趣旨の企画です
企画への初参加が2020年8月31日だったので、あと3ヶ月で2周年になります(記事を書いてるのは2022年5月29日!)
参加回数も120回をこえてきたので、このあたりで一度「深夜の2時間DTM」を続けてきて思ったことや感じたことなどをざっくりとまとめておきます◎
Twitter企画「深夜の2時間DTM」とは
- 22:00~24:00の2時間でお題に沿って作曲する企画
- 出題後の2時間での作曲なら、上記の時間帯でなくても参加可能
- お題は開始時間より一時間ほど早い21:00頃に発表
- 作った曲は #深夜の2時間DTM のタグをつけて各自アップロード
深夜の2時間DTMの公式サイトでは、今後のスケジュールを含め、過去のお題も確認することができます
「深夜の2時間DTM」について詳しく知りたい人は、僕が初参戦のときに書いた記事『作曲歴5ヶ月の初心者が初めて「深夜の2時間DTM」に参加した結果・・・』をチェックしてください!
作曲歴5ヶ月の初心者が初めて「深夜の2時間DTM」に参加した結果・・・
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【Before&After】2020年8月→2022年5月
まずは、初参加のときと参加128回目のときの曲を比べてみます
参加1回目:お題「雷や稲妻をイメージした曲」
#深夜の2時間DTM
— おゆひよこ🐤ボカロP×フリーBGM (@oyu_sound) August 31, 2020
お題「雷や稲妻をイメージした曲」
2時間DTM初挑戦でした
かみなりの厳かな感じと、自然の神秘さを自分なりに表現してみました
今回は反省しかないけど、たくさんのことが学べたので まる です。勇気出して参加してよかった pic.twitter.com/O7jpIzDD3g
初参加のときは、終始パニック状態で・・・。時間が圧倒的に足りないし、慣れないことだらけでずっと吐きそうだし、結局、サンプルファイルをふんだんに使ってなんとか仕上げました
参加128回目:お題「サイドチェインを用いた曲」
#深夜の2時間DTM
— おゆひよこ🐤深夜の2時間DTM (@oyu_sound2) May 19, 2022
お題「サイドチェインを用いた曲」
かわいい曲ができました
スライドを多用したセクシーなベースが聴きどころです😊
サイドチェインはベースとリードとコードに一括でかけてます() pic.twitter.com/p1DffW2jLg
相変わらず時間は足りないんだけど、自分なりのこだわりというか、得意っぽいジャンルが見えてきた感じです(低音とKawaiiサウンドすき)
初参加と参加128回の曲を比べてみて
1年と9ヶ月で参加回数128回なので、正直それほど熱心に参加できてる感じではないかもしれません
でも、こうして自分の作った曲たちを比べてみると、「おお~、やっぱり続けてるだけあって多少は上手くなってるんじゃないかな~?」って思います!
曲そのもののクオリティだけじゃなくて、「2時間」の使い方とか、EQやコンプ、リバーブなんかのプラグインの使い方とか、そういうのも含めてスキルアップしてるなあって
深夜の2時間DTM初参加→128回での3つの変化
①「やりたいけど時間が足りなくてできなかったこと」ができるようになってきた
経験を積むごとに時間の使い方が上手くなって、初期の頃の「時間が足りなくてやりたくてもできなかったこと」がちょっとずつできてきてる感覚はあります◎
たとえば、「もっとベースラインを動かしてみようかな」とか「コード運びを工夫してみようかな」とか「ギター入れてみようかな」とか・・・
お題によっては、慣れないピアノや雰囲気ストリングスを入れたり、モワワァ…みたいな映画っぽい効果音とかも使ったりしてて、だんだん「音で遊べるようになってきた」という感じがします
でも、まあ基本的にいつも時間足りないです↓
「深夜の2時間に参加しまくったら曲作るの早くなるかな〜」とか思ってたんだけど、参加回数が増えるごとに「できること」と「やりたいこと」がどんどん増えていってむしろ時間いくらあっても足りん!!!!ってなってる😇
— おゆひよこ🐤深夜の2時間DTM (@oyu_sound2) May 21, 2022
②毎回のように新しい発見があって「DTM楽しすぎるだろ」ってなってる
企画を通していろいろなジャンルや楽器、音色に挑戦できるので、常に新しい刺激があって飽きません!
普段の曲作りじゃあんまり使わない音源やプラグインを掘り起こす機会にもなってるので、毎回新しい発見があるたびに「DTM楽しすぎるだろ!」ってなってます
ココだけの話、実は3ヶ月ぐらいDTM挫折期があったんですが、深夜の2時間DTMのおかげでまた出戻りできました←
③作曲に対するアンテナ感度がめちゃくちゃ上がった
「深夜の2時間DTM」に参加することが当たり前になってきて思ったのは、「作曲に対するアンテナがめちゃくちゃ鋭くなったなあ」ってことです
僕は普段、ボカロPとして活動したり、フリーBGMの作成をしたりしてますが、その中でも2hDTMの経験が役立ってるなと強く感じますね
各トラックの音量バランスの感覚だったり、煮詰まったときの粘り強さだったり、音色の選び方だったり、コード運びだったりが間違いなく上達してます
もちろん、作曲をしている時間以外でも、音楽制作に関する情報のキャッチ率が上がっていて、知識の吸収率もぐーんとアップしています
「深夜の2時間DTM」に参加しようか迷ってる人へ
悪いことは言わない。参加しよう
無理強いをするつもりはないですが、僕自身、勇気を出して参加してみてホントによかったなと思ってます
なにより、企画を通してたくさんのDTMerさんたちと出会えるし、ハッシュタグの周回をすることでいろいろなアイデアや発見につながるし、モチベーション維持にももってこいです
「曲のクオリティが・・・」と心配する必要はないです。いままで深夜の2時間DTMやってて、だれかの作った曲の悪口を言ってる人見たことないもん(むしろ、ホメまくってる印象しかない)
DTMの上達を第一目標にしなくたっていい、ボカロを使ったっていい、今晩の夕飯メニューを歌詞にしたっていい、オタマトーンのソロに合わせてダンスしてもいい。深夜の2時間DTMは、ことごとく自由な企画です
あなたの参加、待ってます
なんかよくわからないことあったら おゆひよこのTwitter(深夜の2時間DTM専用アカウント)にDMください!答えられる範囲で答えますので◎
「深夜の2時間DTM」の今後の課題と向き合い方について
テンプレートを封印して新たな課題の洗い出し!
参加30回目あたりからはもっと時間を効率的に使おうと「深夜の2時間DTM用テンプレート」を作成して、定期的にブラッシュアップしてました
(※テンプレートとは、よく使う音源やファイルをあらかじめ立ち上げてまとめておく基本となるソングファイルのコト)
でも実は、100回目をこえたあたりからは、あえてテンプレートを封印して、まったくゼロの状態から曲作りをするようにしてたんですよね
・・・っていうのも、深夜の2時間DTMに参加する回数が増えていくごとに、だんだん「慣れ」が出てきて、手グセというか、なあなあで作曲をすることが多くなってきてたように感じたんです
僕が「深夜の2時間DTM」に参加する目的は、楽しいのはもちろんですが、一番は「作曲スキルの上達」にあります
「あっ、手グセでやってちゃあんまりスキルアップにつながらないかも?」と考えたので、一度テンプレートをぜんぶブッ壊して、イチから自分の課題と向き合うようにしました
ただ参加するだけじゃスキルアップにつながらないかも?
120回以上企画に参加し続けて思ったのは、「ただ参加してるだけじゃスキルアップにはつながらないのかもなあ~」ということです
毎回、お題に沿って曲を作るたび、
- 上手にできたところ
- イマイチだったところ
- もっと力を入れたかったところ
などなど、たのしさやうれしさ、悔しさの原因が必ず見えてきます
やっぱり、作曲スキルの上達のためには、いまの自分が抱えてる問題点を洗い出して、解決のための対策を講じる必要があると思うのです
そういった「これから やりたいこと や 勉強したいこと」を書き出していくと、けっこうなボリュームになって気持ち凹みがちなんですが・・・
「これももっとKawaii曲を作るため!」と開き直って、課題のひとつひとつとできるだけ丁寧に向き合うように心がけてます
なんていうか「アレもできなきゃ、コレもできなきゃ」みたいな感じだと苦しいだけでつまらないし、重要っぽそうな課題から取り組んでいったほうが上達に結びつきやすいから結果として楽しくなるんですよね
今後の課題
細かく見たらもっとあるけど、とりあえずはこんな感じかな~?
- キックとスネアとハイハットの良サンプルを増やす
- 各トラックへのEQお作法(特にキックとスネアとベース)
- 「深夜の2時間DTM」の作業ごとに時間配分を考えてできるだけ守る
- 表現したい雰囲気に応じたコード運びの引き出しを増やす(耳コピとか曲分析とかで)
- 音のすみ分けがすっきりした気持ちのいいミックスを目指す(リバーブとかイメージャーとかは帯域ごとにかけたり)
新しい知識は、基本的にYouTubeで仕入れて、時と場合に応じてブログ記事を参考にしてます
DTMチュートリアルは圧倒的に海外勢の動画のほうが優勢なので、「うわっ、英語じゃん!(×ボタンポチッ…」みたいなのを極力減らしていきたいです
(英語はしゃべれることにはしゃべれるんだけど、作曲関連のコトになるとただでさえ専門用語が多くてクエスチョンマークで溺れそうになる・・・)
アンケート結果「深夜の2時間DTM参加勢って毎回リファレンス曲(お手本)って用意してるのかな?」
お ま け 。
「深夜の2時間DTMに参加してる方たちって、毎回リファレンス曲って用意してるのかな?」って気になったので、Twitterでアンケートを取ってみました
結果、93人の方がお答えくださり、もっとも多かった回答は「ほとんど用意してない(34%)」となりました
アンケートを開始してから思ってんですが、コレってお題によるし、曲を作る人の知識と経験と得意ジャンルにもよるよな…って思いました←
ちなみに僕は、お題が発表されてからできるだけリファレンス曲は用意…というか、かるくYouTubeで下見するようにはしてます
なにせ音楽経験が乏しいし、これまでそんなにたくさんの曲を聴いてきたほうではないので絶望的なほどに知識不足なのだ・・・
#深夜の2時間DTM に参加してる方にアンケートです✋
— おゆひよこ🐤深夜の2時間DTM (@oyu_sound2) May 10, 2022
曲を作るとき、リファレンス音源(「こんな感じの雰囲気にしたいな~」というような見本曲)は用意してますか?
※選択肢以外の回答やご意見などあればリプ欄にどうぞ
まとめ
正直、深夜の2時間DTMに参加するとほぼ毎回「\( 'ω')/ウオオオオオオアアアアーーーーッッッ!!!!」って悔しい思いをしてますが、結果たのしいので結果オーライです
タイトルと記事内でやけに「120回!」を強調してますが、実はあんまり回数にこだわりはなくて、それよりも1曲1曲を丁寧に、こだわりを持って作れる系DTMerでありたいです
最後になりますが、毎回お題を考えてくださってる運営者様にはホント感謝しかありません。そして、僕がここまで作曲をたのしく続けられてきたのも、2hDTMを愛するみなさんがいたおかげです(きれいごととか社交辞令とかじゃなくて、心の底からガチで思ってます。ありがとうございます)
作曲歴5ヶ月のときから #深夜の2時間DTM に参加してきたけど「節目のタイミング」はこんな感じだった👀
— おゆひよこ🐤深夜の2時間DTM (@oyu_sound2) May 21, 2022
10回→なんとなくやり方を理解
30回→急にレベル↑調子に乗る
50回→限界が見えてきていろいろ勉強はじめる
80回→思うように曲が作れなくて挫折するも復活
120回→だいぶ曲作り上手くなってね?
作曲歴5ヶ月の初心者が初めて「深夜の2時間DTM」に参加した結果・・・
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