こんにちは、おゆひよこ(@oyu_sound)です
音楽制作において、ミキシングはとても重要である一方、時間がかかる大変な作業でもありますよね
そんな中、iZotopeの「Neutron 5」は、AIの力を借りてプロ並みのミックスを短時間で簡単に作れるようサポートしてくれる、とっても頼りになるツールです
このレビューでは、Neutron 5の進化した6つの主要な機能に焦点を絞り、その具体的な使い方を音楽制作の現場での例を交えながら、わかりやすく紹介します
※記事の最後に各機能を詳しく解説したフル動画も用意してます。ぜひこちらも参考にしてみてください
▶Neutron 5:新規購入、またはiZotope製品を持っていない方はこちら
▶Neutron 5 アップグレード:すでにNeutron StandardまたはAdvancedをお持ちの方向け
▶Neutron 5 クロスグレード:iZotope製の有料製品をお持ちの方向け
▶Neutron 5 Elements:入門用におすすめの基本版
※時期によってセールでない可能性があります。ご了承ください
Neutron 5の進化ポイントとは?
Neutron 5は、AIによる自動ミキシングサポートを提供するプラグインです
初心者でも簡単にプロっぽいミックスを作れるので、ミキシングのハードルがぐっと下がります。プロユーザーにとっても、作業効率を大幅に高め、クリエイティブな作業に集中できる点が魅力です
あらゆるスキルレベルのユーザーにとって、非常に便利なツールと言えます!
Neutron 4からの進化点として、AIによる自動ミキシングの強化、新しいモジュールの追加、そして操作性の向上が挙げられます
これらの進化によって、ミックスの質がさらに向上し、使いやすさも大幅にアップしました
Neutron 5は、あらゆるジャンルの楽曲に対して、手軽にバランスの良いミックスを実現できる点が素晴らしいですね!
今回はシンプルな構成のデモ曲(ドラム、ベース、ギター、ボーカル)を使って、各機能を確認していきます。それでは、具体的にどんなことができるのか見ていきましょう!
各機能のおすすめトラックと使い方のコツ
Mix Assistantでミキシングの手間を減らそう
おすすめのトラック:全体ミックス
まず紹介するのはMix Assistantです。これは全体のトラックバランスをAIが自動で調整してくれる強力なツール!
Mix Assistantを使えば、音量やEQ、パンニングを自動で調整し、バランスの良いミックスが手軽に作れます
たとえば、ドラムやベースが他の楽器と干渉して音が濁ることが多い場合でも、Mix Assistantを使うことでその干渉を減らし、各楽器がクリアに聞こえるようにできます
短い解説動画
エフェクト適用前後の比較
OFF
ON
アドバイス・ポイント
Mix Assistantは、トラック数が多いプロジェクトや、短時間で基礎ミックスを整えたいときに特におすすめです
たとえば、大規模なバンド編成のプロジェクトでも、通常なら何時間もかかるバランス調整が、Mix Assistantを使うことで数分で完了します
これで他のクリエイティブな作業にもっと時間を使えますね!
AIで基礎を整えたあと、自分の好みに合わせて微調整すると、さらに良いサウンドが得られます。AIだけに頼らず、自分で調整することも重要!
実際に使ってみた感想
Mix Assistantを使うと、トラック同士がしっかりまとまり、音が重ならずクリアに聞こえます
オン・オフを比較することで、AIがどのようにトラックの干渉を整理しているかがよく分かりますね
特にトラックが多いプロジェクトでこの機能を使うと、その便利さを実感できるはず!
ボーカルを目立たせるUnmask Module
おすすめのトラック:ボーカル vs. バッキング(ギターやドラム)
次に紹介するのはUnmask Moduleです。これは、ボーカルやメインメロディの音が他のトラックに埋もれてしまわないようにする機能です
ボーカルとギターやドラムなどのバッキングトラックのバランスを調整し、ボーカルがはっきりと聞こえるようにします
もちろんドラムの低音とベースのバランスを整えたりもできるよ
短い解説動画
エフェクト適用前後の比較
OFF
ON
アドバイス・ポイント
Unmaskは、ボーカルが埋もれがちな曲にとても効果的です
特に、ロックやポップスなど楽器が多いジャンルで効果を発揮します。また、ライブ録音や密度の高い編成でボーカルを目立たせたいときにも有効ですね
オン・オフを比較しながら、他のトラックとのバランスを意識して調整してください。調整しすぎると他のパートの音が弱くなってしまうので注意が必要です
実際に使ってみた感想
オン・オフを比較すると、ボーカルの明瞭さが一気に向上し、他のトラックに埋もれることなくしっかりと前に出てきます
この機能は、特にバンドサウンドでボーカルを強調したいときや、ポップスで歌を目立たせたいときに便利です
Sculptor Moduleで音をもっとプロっぽく整える
おすすめのトラック:ドラム、ベース
Sculptor Moduleは音をクリアにし、存在感を増すことでトラック全体の質を高めます
ドラムやベースに使うと、アタックが強調され、低音もスッキリして、音が前に出てくる感覚が得られます
短い解説動画
エフェクト適用前後の比較
OFF(ベース単体)
ON(ベース単体)
OFF(楽曲全体)
ON(楽曲全体)
アドバイス・ポイント
Sculptorは楽器ごとのプリセットを使うと簡単に良い音が作れます
ドラムではアタックを強調し、ベースでは低音を整理することでミックス全体が向上します
プリセットを基に、自分好みに微調整して理想の音を探してみてください
実際に使ってみた感想
プリセットを使うだけで、各楽器に適した設定が簡単に呼び出せ、少しの微調整で理想のサウンドに近づけます
これによって、音作りが簡単になり、ミックス全体もまとまりのあるプロっぽい仕上がりになります
僕自身、SculptorはNeutronの中で一番使ってるモジュールだ
※記事の最後に各機能を詳しく解説したフル動画も用意してます。ぜひこちらも参考にしてみてください
▶Neutron 5:新規購入、またはiZotope製品を持っていない方はこちら
▶Neutron 5 アップグレード:すでにNeutron StandardまたはAdvancedをお持ちの方向け
▶Neutron 5 クロスグレード:iZotope製の有料製品をお持ちの方向け
▶Neutron 5 Elements:入門用におすすめの基本版
※時期によってセールでない可能性があります。ご了承ください
Clipper Moduleで音圧をアップ
おすすめのトラック:ベース、キックドラム
Clipper Moduleは、音圧(音の大きさや迫力)を上げつつ歪みを防ぐためのツールです。特にベースに使うと、ミックス全体の低音が強くなり、存在感がアップします
短い解説動画
エフェクト適用前後の比較
OFF(ベース単体)
ON(ベース単体)
OFF(楽曲全体)
ON(楽曲全体)
アドバイス・ポイント
Clipperは、音のボリュームを上げながらもクリアな音を維持するために少しずつ調整が必要です
音圧を上げすぎると歪んでしまうので、少しずつ試しながら理想の音に近づけましょう
キックドラムとベースに使用することで、音にエネルギーが加わり、迫力が増します
実際に使ってみた感想
Clipperを使うと、音量がしっかり確保されて、ミックス全体のエネルギーもアップします。リスナーに迫力のあるサウンドを届けられるので、とても役立つツールです
ただし、設定を高くしすぎると音が歪むので、微調整が大切です。。オン・オフを比較しながら、自分の理想の音に近づけましょう!
Phase Moduleで音の一貫性を保つ
おすすめのトラック:ドラム(キック、スネア)
Phase Moduleは、特にドラムのキックやスネアなど、複数のマイクで録音したときの位相のズレ(音波のタイミング)を調整するための機能です
位相がズレていると音がぼやけてしまうため、この機能を使って音をすっきり整えます
短い解説動画
エフェクト適用前後の比較
OFF(ベース単体)
ON(ベース単体)
OFF(楽曲全体)
ON(楽曲全体)
アドバイス・ポイント
位相を整えることで、特に低音がしっかり引き締まります
位相を調整した後はオン・オフで比較して、音が良くなっているか確認しましょう。キックとスネアに使うと、ドラム全体がタイトになり、迫力が増します
Phaseを適用する際は、MIDIデータのままではなく、一度オーディオの波形に変換してから行うのがポイントです
実際に使ってみた感想
位相を整えると、ドラム全体に一体感が出て、低音も引き締まります
特にマルチマイクの録音ではその効果が大きく、ドラムの存在感が増します。音が濁らず、力強いサウンドが得られるのは大きなメリットですね!
地味な機能だけど位相を整えておくと後がめっちゃ楽
Density Moduleで音に厚みを出す
おすすめのトラック:ギター、ボーカル
最後に紹介するのはDensity Moduleです。このモジュールは、ギターやボーカルなどに厚みと存在感を加えるために使います
短い解説動画
エフェクト適用前後の比較
OFF(ボーカル単体)
ON(ボーカル単体)
OFF(楽曲全体)
ON(楽曲全体)
アドバイス・ポイント
Densityを使うときは、音が詰まりすぎて全体のミックスが窮屈にならないように気をつけましょう
全体の音がぼやけたり、各楽器の輪郭が見えにくくなったりする場合は、詰まりすぎているサイン。そういった場合はDensityの設定を少し控えめにするのが良いです
少しずつ調整して、ギターの厚みやボーカルの前に出る感じを強化するのがコツ。他のトラックとのバランスを見ながら、全体のミックスに深みと存在感を加えましょう!
実際に使ってみた感想
Density Moduleを使うと、ギターやボーカルの存在感がしっかり増し、曲全体に厚みが出ます
ただし、使いすぎるとミックスが窮屈になるので、他のトラックとのバランスを見ながら調整が必要です
オン・オフを比較することで、音が薄くならず、しっかり前に出てくる感覚が得られます
この機能は、各トラックの個性を引き立たせつつ、全体のバランスを保つのに非常に役立ちます
【まとめ】Neutron 5の各モジュール適用前後の比較
Before
After
Neutron 5でミックスを効率化!総合評価とおすすめの使い方
Neutron 5を使ってみた感想としては、その効率の良さと使いやすさが非常に優れていると感じました
以前はミックスに何時間もかかっていた作業が、Neutron 5のAIサポートによって半分以下の時間で終わり、その分他のクリエイティブな作業に時間を割けるようになりました
AIのサポートを受けながらプロフェッショナルなサウンドを短時間で実現できるので、初心者からプロまで幅広く使えるツールです
特にMix AssistantやUnmask Moduleの使いやすさは、時間をかけずに高品質なミックスを求める方にとって非常に頼もしい味方。
また、細かいカスタマイズも可能なので、プロユーザーにもきっと満足してもらえるはずです
ミキシングの効率化とプロ品質を両立したいなら、ぜひNeutron 5を試してみてください。特別なプロモーションもあるので、この機会に導入して、あなたの音楽制作を次のレベルに引き上げましょう!
▶Neutron 5:新規購入、またはiZotope製品を持っていない方はこちら
▶Neutron 5 アップグレード:すでにNeutron StandardまたはAdvancedをお持ちの方向け
▶Neutron 5 クロスグレード:iZotope製の有料製品をお持ちの方向け
▶Neutron 5 Elements:入門用におすすめの基本版
※時期によってセールでない可能性があります。ご了承ください
プロの仕上がりを実現!Neutron 5の強力ツールを動画で徹底解説
Neutron 5の全体的な使い方やプロの活用法について知りたい場合は、こちらのフル動画をご覧ください