無料で手に入るものだけでKawaii Future Bassを作ってみました!
今回は、楽曲を作る上で使用した・・・
- フリープラグイン
- フリーソフト音源
- フリーサンプルパック
を紹介しつつ、曲の要所要所でどの音源やサンプルを使っているのかということをDTM初心者の方に向けてまるっと解説していきます
↓YouTubeでも解説しています!
※DAWだけは有料のStudio One Professionalsですが、DAW特有の機能などは使っていません
無料プラグインだけで作ったKawaii Future Bass
↓まずは楽曲をお聴きください(適当な箇所で中断していただいてOKです)
使用プラグイン・ソフト音源・サンプルパック一覧
それぞれのURLからダウンロード先に飛べます!
DTMをはじめたばかりの頃って、音を探そうにも「そもそもサンプル音の名前がわからない…」ってことって多いですよね・・・?
今回は使用しているサンプルすべての名称も事細かに書いているので、ぜひそこも注目してみてください◎
おすすめのフリープラグイン
- TAL Reverb 4(リバーブ)
- TDR Nova(ダイナミックEQ)
- vladg/sound Limiter No6(リミッター)
- iZotope Vinyl(ローファイマシン)
- TDR Kotelnikov(バスコンプレッサー)
- Xfer Records OTT(マルチバンドコンプレッサー)
- SimpleSide(オートメーションプラグイン)
おすすめのフリーソフト音源
おすすめのフリーサンプルパック
コードの作り方
たぶん、DTM初心者の方にとって一番コードの作り方がよくわからないのではないかと思います
↓コードが組めるようになると、こんな感じのピアノバッキングがかんたんにできるようになります(フリーソフトのPiano OneにOTTを挿しただけ)
コードの法則
明るい響き(Major)か暗い響き(Minor)かによって、音と音の隙間の数が変わってきます
一番下の音がドなら、次は鍵盤3つ分上のミ、次は2つ上がってソ、次は3つ上がってシ・・・という具合ですね◎
この表に従って音を重ねていってみると、なんとなく音と音の関係や法則を感じ取れるんじゃないかなって思います!ぜひ試してみてください◎
曲の解説
それぞれのセクションで使っているサンプルパックやプリセットなどをまとめています
基本的にプリセットはそのまま使い、各トラックにOTTやEQ、リバーブをインサートしてテキトーに音作りしてます
インサートしているエフェクト類もほとんどデフォルトのまま(動かしてもツマミひとつぐらい)というゆるゆるな感じです
各セクションの呼び方
ポップスで言うところの「イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ」は、テクノやエレクトロなどの場合は「イントロ→ヴァース→ビルドアップ→ドロップ」と呼び方が変化します
厳密に言うと、もっと明確な括りがあったり、さらに細かい分類がなされることもありますが、最初のうちはこういう解釈でいいんじゃないかなって思います◎
Intro
↓リード1のLABS Electric Piano: Chorus
メロディは、ところどころに64分の1音符を入れるとかわいい感じになったりします
キャラクターのちがう音を重ねてあげると、音が厚くなりますよ
↓リード2のLABS: Hannah Peel's Music Box
- リード1:LABS Electric Piano: Chorus
- リード2:LABS: Hannah Peel's Music Box
- コード:Piano One(OTTをガッツリかけてる)
- SE1(電車の音):Train Ambient 1 (DeliFB Official Future Bass & Trap Sample Pack)
- SE2(電話の音):SE 7 : Cell_Phone-Ringtone (animal beats redord - kawaii future bass FLP1)
後半8小節は前半部分で使っている楽器に加えて、クラップ(拍手)が入るだけです
- Clap1:DeliFB Trap Clap 4
- Clap2:Cymatics - Future Bass Clap 3 (Cymatics - Future Bass Starter Pack)
↓Verseに入る前のチャカポコしてるところ
- SE1:DeliFB FX Percussion 3
- SE2:Bottle NODUSK - Kawaii Bass
- SE3:Motion-Pop (kawaii future bass FLP3)
- SE4:future sound (kawaii future bass FLP1)
- Riser:fx (kawaii future bass FLP1)
Verse
Verseに入ると一気に音が増えます
- コード1:Piano One
- コード2:Synth1 - S1 Project Sound Library >34:house chords
- リード1:LABS Electric Piano: Chorus
- リード2:LABS: Hannah Peel's Music Box
- リード3:Synth1 - Ami Evan > Ami Evan Bank >5:Lyrical Leader
- ハイハットループ:DeliFB Hi-Hat Loop 2
- スネア:DeliFB Future Bass Snare 4
- スネア2:Snare2 : (kawaii future bass FLP3)
- ハイハット:DeliFB Future Bass Hi-Hat 1
- ハイハット:Closed Hat (kawaii future bass FLP2)
- ダウンフィルター:DeliFB Downfliter 1
- インパクト:DeliFB Impact 4
- インパクト:Impact:FX2 (kawaii future bass FLP2)
Buildup
Verseで使っていた音に加えて以下のものが増えます
- キック1:DeliFB Future Bass Kick 1
- キック2:Kick (kawaii future bass FLP3)
- ドラムループ:per_loop (kawaii future bass FLP2)
- クラッシュ:crash rev (kawaii future bass FLP1)
- クラッシュ2:Crash2 (kawaii future bass FLP2)
- SE:hi! (kawaii future bass FLP2)
- ライザー:DeliFB Riser 7
↓ドラム単体で聴くとこんな感じ
↓ドラムループも入れておくとノリが出ます
↓「hi!!」みたいなかわいい声も入れておくとかわいいです(語彙力
Drop
- リード1:Synth1 - GeckoYamori Gecko Soundbank >5:Funk Lead 01
- リード2:Synth1 - Ami Evan > Ami Evan Bank >5:Lyrical Leader
- リード3:Synth1 - Ami Evan > Ami Evan Bank >2:Phatt Leader
- リード4:LABS Electric Piano: Chorus
- リード5:LABS: Hannah Peel's Music Box
- コード1:Synth1 - Kawaii Chord
- コード2:Piano One
- コード2:S1 Project Sound Library >34: house chords
- コード3:SSR Bank >11:El Cheapo Casio Piano
- コード4:SSR Bank >3:Analog Pad1
- コード5:LABS Modular Pianos: 08 Chiff Piano
- ベース1:S1 Project Sound Library >38:Bass
- ベース2:Art Insitute - synth1 >6:Bass house
- ベース3:soundbank00 >97:Low Bass(最初からSyunth1に入っているプリセット)
- ハイハットループ:DeliFB Hi-Hat Loop 3
↓ちなみにコードだけで聴いてみるとこんな感じです
コード1のKawaii Chordの音作りは、別記事のKawaii Future Bassっぽいシンセ音の作り方で解説しています
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【Synth1】Kawaii Future Bassっぽいシンセ音の作り方
続きを見る
ベースはぜんぶで3本重ねています
↓ベース1:頭かち割れそうな音
↓ベース2:背中がかゆくなる音
↓ベース3:お尻がくすぐったくなる音
↓ベースを3本重ねるとこんな感じの音になります
ドラムセットはVerse、Bridgeと変わらず、指のスナップ音のみ増えてます
- SE:DeliFB Foley 3
Chorus直後のSEなど
- クラッシュ:Crash (kawaii future bass FLP2)
- チャイム:windchaim (kawaii future bass FLP1)
- インパクト:DeliFB Impact 2
- ダウンフィルター:DeliFB Downfilter 4
後半8小節に入る前の効果音など
- クラッシュ:crash rev (kawaii future bass FLP1)
- インパクト:DeliFB Impact 4
- ダウンフィルター:DeliFB Downfliter 1
- FX:FX2 (kawaii future bass FLP2)
Ending
Introと同じ楽器を使ってます
- リード1:LABS Electric Piano: Chorus
- リード2:LABS: Hannah Peel's Music Box
- コード:Piano One(OTTをガッツリかけてる)
エフェクト類
各トラックに挿しているのは、以下の4つです
コード類とベースにのみSimpleSideでダッキングの効果を付与しています
- TAL Reverb 4(リバーブ)
- TDR Nova(ダイナミックEQ)
- Xfer Records OTT(マルチバンドコンプレッサー)
- SimpleSide(オートメーションプラグイン)
Xfer RecordsのOTT

マスターに挿しているのは、以下の3つだけです
- iZotope Vinyl(Introのみに使用)
- TDR Kotelnikov(バスコンプ)
- Limiter No6(リミッター)
無料プラグインだけでKawaii Future Bass
↓完成した曲がコチラになります
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【無料シンセ】Synth1のインストール方法|おすすめプリセットのダウンロード先も紹介
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